長い夏の始まり(実況モード第12・13・14・15・16・17・18・19回)


現在このブログは実況モードに突入しています。確変みたいなもんです。
涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション・あらためて放送)これまでの実況については、タグ「実況」をご覧ください。

(12話)あー、寝てません。まさかこの最悪な体調の中本日を迎えることになるとは。寝ちゃったらごめんですがおんぶしてください。
(13話)あー、寝てしまいました。ついに俺もここで力尽きたか…。やっとまとまった時間が取れたので、エンドレスエイトループ展開記念に「このままのエントリで更新」します。
(14話)あー、またもや寝てしまいました。いけませんね。4日家に帰らずに更新しようとした僕がバカでした。というわけで、エンドレスエイト「まさかの4回目突入記念」ということで、「このままのエントリで更新」します。
(15話)うーん、たぶん今週はいけると思うんですが、2週にわたる撃沈に至っては、こりゃあちょっと自分の身体を過信するわけにもいくめえ。ということで、今週も「このままのエントリで更新」します。
(16話)いやあ、ここへ来ていろんな情報が出てきましたね。現時点で出ている未確認情報だけでも「6話説」「8話説」「13話説」。仮に13話説が真実なら、エンドレスエイトだけで当初の24話を全て消化することになります。昔登場したリーク話「今期は2期じゃなくって、1期+補完エピソード」がかなり現実味を帯びてきました。こうなったらとことんエンドレスエイトに付き合うぜ! ということで、「エンドレスエイトが終わるまで」このエントリで更新します。

(17話・18話)いやあ、すいません。めっきり忙しくなってしまいました。あ、まだ踊り続けますんで、ご安心くださいね。さて、次回は18話。7回目のループになりますが、果てさて。

(19話)ああ、なんだか悟りの境地みたいな心地よさが僕を包んでいます。完璧なまでの叩きっぷりをアマゾンで見ているうちに、これも一つの大きな流れなのではないかと思うようになりました。身体が徐々にハルヒ叩きを受け入れているようです。
というわけで、今週は運命の8週目。うーん、前言撤回。たぶん終わんないっすよ、エンドレスエイト。


先週までのおさらい

  • ハルヒ第11回は「孤島症候群(後編)」。次回予告なし、OP・EDは1期のもの、提供バックにBGM「ハルヒの告白」。
  • ハルヒ第12回は「エンドレスエイト(新作)」。次回予告なし、OP・EDは2期のもの(OPは今回が初登場)、提供バックにBGM「ハルヒの告白」。しかし、原作の全てを消化しなかった。そう、「ループ展開」の始まりだった…。
  • 公式ベースにおいて、現時点で今回放送について「全28回の予定」とのアナウンスがあった。現時点まで事実上「原作時系列順」で推移している。
  • 第13回は「エンドレスエイト」(後編)のはず…。しかし、完結しなかった。
  • さらに第14回・15回・16回・17回・18回も「エンドレスエイト」…。ついに8回目突入。
    現在本スレは怒号や驚愕が飛び交う状態。問題は「どこまでこのループが続くのか」に移行。もはやいつまで続くのか、誰にもわからない状態に。
  • 伝説は、今現在も動いている。

8月7日  2時00分現在

最新情報(8月7日現在)

・ちょっと動きがありそうなので一番上に書きます。

速報です。「エンドレスエイト」は既報通り今回の第19話で完結した模様です。原作と同じ「宿題だ!」オチだった様子。EDなし、次回予告なしみたいですね。
というわけで、来週から新エントリでお送りします。これでまたエンドレスエイトが始まったらまたそれはそれで面白いな…。

・さあ! 問題は次回です。
次回は「原作時系列順」なら「溜息」がくるはずですね。ここで、以前MOON PHASE雑記さんにタレこまれたDVDリリースリークを今一度見てみましょう。

涼宮ハルヒの憂鬱4.X \4,830 笹の葉ラプソディ (第1巻) 限定版 (1話収録) 2009/08/28 発売 (すでに発売決定、告知済)
涼宮ハルヒの憂鬱5.142857 \6,930 エンドレスエイト (第2巻) 限定版 (2話収録) 2009/09/末 発売 (事前情報などがamazonなどで確認できます)
涼宮ハルヒの憂鬱5.230769 \6,930 エンドレスエイト (第3巻) 限定版 (2話収録) 2009/10/末 発売
涼宮ハルヒの憂鬱5.285714 \6,930 エンドレスエイト (第4巻) 限定版 (2話収録) 2009/11/末 発売
涼宮ハルヒの憂鬱5.428571 \6,930 エンドレスエイト (第5巻) 限定版 (2話収録) 2009/12/末 発売
涼宮ハルヒの憂鬱5.571428 \6,930 □□□□□□□□ (第6巻) 限定版 (2話収録) 2010/01/末 発売
涼宮ハルヒの憂鬱5.714285 \6,930 □□□□□□□□ (第7巻) 限定版 (2話収録) 2010/02/末 発売
涼宮ハルヒの憂鬱5.999999 \4,830 □□□□□□□□ (第8巻) 限定版 (1話収録) 2010/03/末 発売

というわけで、以前にも出ていた「旧作14回+新作14回」であれば、あと新作は5回分残っていることになります。ここの□を埋めるのは果たして何か?うーん、このリリースペースが正しければ、なんだか「4+1」のような気がしてきました…。

・他地域で見られない方向け。涼宮ハルヒの集約さんが実況ページを用意されています。実況専用ページはこちらです。

判明している情報:既定事項

Youtube角川チャンネルにおける本編公開期間が変更されました。水曜日の24時間だけになった模様です。コレに伴い、17話はすでに削除されています

・今回の新OP「Super Driver」(平野綾)が、オリコンシングルチャート(週間)で初登場第3位を記録しました。これは前回OP「冒険でしょでしょ?」を上回る勢いです。初動2万1千枚強という数字はかなり健闘してるんじゃないでしょうか。

「エンドレスエイト」時のED映像と、「笹の葉ラプソディ」のED映像に相違があることが本スレにて報告されました。ED途中、ネオン状のエフェクトで彩られたSOS団の面々の描写において、「前回に比べて発光のトーンが落ちている」「若干だが、ノイズと思われるエフェクトがかかっている」という違いが有ります。本スレでは「消失に向けた演出なのではないか」との意見も上がっていますね。詳しくは「今日もやられやく -『涼宮ハルヒの憂鬱』笹の葉→エンドレスエイトでのED変更点」をどうぞ。

ハルヒ公式サイトが更新されました。お待たせ!「笹の葉ラプソディ」エピソード「七夕」イベントです。今回は全面Flashを採用し、トップページを開いたとたん七夕の笹が画面いっぱいに表示され、ベガとアルタイルへの願い事を書くことが出来る、というギミックでした。
相当アクセスが集中したらしく、かなりの頻度で500エラー(人大杉)を吐き出していましたが、何とか僕も願い事を書くことに成功。ベガには「ハルヒが21世紀最高のアニメと呼ばれますように」アルタイルには「涼宮ハルヒの微笑が映画化されますように」(実際は半角40文字制限がありましたので、もっと短く書きました)と願いました。なんという信者ぶり。
入力に成功すると、「16年後…」のハルヒ科白が表示されて終了、という塩梅。全面Flashでは背景に通常のサイトレイアウトを透過させて、そこかで笹が大写しになるという演出でした。現在はすでに通常のサイトに戻っています。

・涼宮ハルヒ役の平野綾さんがパーソナリティと務める「Radio アニメロミックス」7月12日放送分にて「エンドレスエイト」について触れたそうです。あーやさん曰く。

  • 「みんな、「え!」って思ったと思います。私もびっくりしまして」
  • 「ああいうときってハルヒってつらいんですよ。立場上。…ハルヒだけわかってない体でやらなきゃいけないから、芝居を全部おんなじにしなきゃいけないんですよ」
  • 「疲れた! 何回もやってて」
  • 「これは何回目のセリフだよ!と思って」
  • 「ちょうど最後のエンドレスエイトの収録の時に、台本見ないでやりました!」

全て僕によるテープ起こしです。このことから現時点でエンドレスエイトの収録が終了していることが確定しました。通常のアニメ制作では「アテレコから放映まで4週間程度」の間が空くとされていますが、京アニの制作課程が通常通りだと仮定すると、あと4~5話エンドレスエイトが続く、つまり「8回説」の論拠になりますが…、はてさて。

確度が高いと思われる情報・推測

MOON PHASE 雑記に投稿されたタレコミですが、

涼宮ハルヒの憂鬱5.142857 ¥6,930

がアマゾンにて公開されたようです。現時点でタレコミがヒット(あたり)したことになります。以下本スレに上がった速報。

209 風の谷の名無しさん@実況は実況板で sage 2009/08/02(日) 17:08:19 ID:IGIeu4CL0
エンドレスエイト 全8話確定!

涼宮ハルヒの憂鬱5.142857 (第2巻) 限定版 [DVD]
>さらにさらに第2巻限定版特典として、描き下ろし特製DVD-BOX(全4巻収容)
アマゾン作品紹介より

なぜか2巻(エンドレスエイト開始巻)から4巻(8話)分のみのDVD-BOX
すなわち、エンドレスエイト用DVD-BOX
つまりエンドレスエイトは8話で完結

ということで、先ほど13話説の論拠として紹介した今回の循環小数DVDですが、8話説の論拠として捉えられているようですね。なるほど…。

・ニュータイプ9月号の早売り情報が上がってきてるんですが、その表紙だとされる画像が某うpろだに上がっておりまして、それがコレ。from Tumblr。

090806

というわけでございまして、「完結記念大特集」とまんま表示されております。どうやら8話説で正解の模様です。
(続報)。ああ、こんな画像まで出てきました。これは8話説で確定かなあ。

uBi7DPrA8qt063bvWaqquttko1_250

すでに2ch本スレにも報告が上がってまして、「やっと終わるか」みたいなアンニュイなムードになってますね。そんな中こんな書き込みまで飛び出してます。

156 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/08/06(木) 18:48:08 ID:u9/i8steO
ちょっとだけリークします
今日ので宿題やります
がループ終わりません
来週から二週に渡ってみんなが驚愕するようなオリジナル展開で決着がつきます
ハルヒファンなら必見でしょう

だって。

確度が低いと思われる憶測・妄想

・一部で

悠々日記さんが、今回の一件を踏まえた今後の放送スケジュール予想をされています。エントリはこちら「涼宮ハルヒ」アニメ新シリーズの今後の放送予定を勝手に予想してみるComments」。
かなり大胆な予想で、面白いです。その発想はなかったなー。常に予想の斜め上を行こうとしている角川・京アニのことですから、可能性はOと言えないでしょうね。詳しくは当該エントリをご参照ください。

・以前ご紹介した「クリティカルヒット」さんが、今回の一件を踏まえた今後の放送について仮説を書かれています。非常に興味深いです。ぜひご一読いただきたいですね。エントリはこちら「【予測】エンドレスエイトの解決編としての涼宮ハルヒの消失【いきなり消失編】」。

それと、クリティカルヒットさんのところでいわゆる「エンドレスエイトを肯定的な観点から考察したエントリ」が紹介されていたので、こちらもご紹介します。

エンドレスエイトにおけるループ描写の特異性 – BLUE ON BLUE(XPD SIDE)
モノとしての記号仮想算術の世界
涼宮ハルヒの憂鬱 見えてきたエンドレスエイトの同期演出 – subculic

そして今

・現在の本スレは「1432」です。また新作判定について削除屋さんによる裁定が出たことから、1176以降は「アニメ1板」に移動しています。
・ハルヒに関する情報は2ch系Wiki、涼宮ハルヒの憂鬱2chまとめwiki(新生)が比較的情報が早いです。また「moon phase 雑記」さんも情報が早いのでオススメ。2chの関連スレッドについては「Syu’s Quiz Blog」が鉄板。ハルヒのカテゴリはこちらから
・テンプルナイツ 宮殿騎士団のハルヒカテゴリもオススメ。ハルヒ関連ニュースが総ざらえできます。こちらで伝えていないニュースとかもけっこうあります(CD関連など)ので、ぜひ。
涼宮ハルヒの集約さんもオススメです。スケジュール情報などが充実。ネタバレにかなり配慮していらっしゃいます(ここがネタバレ全開なので、あんまり意味はないと思いますが)。

実況(第12回分、6月19日)

・実況を開始します。睡魔との闘いです。マジで寝たい。ヴァー。
・あと2分(サンテレビ)。前回実況の時と比べて緊張感はかなり薄れてますね。ヴァー。

・00:40.新作「エンドレスエイト」で確定の模様です。しかも新OPが来た模様。
・アニメ1板本スレはすでにストップ(10分)がかかりました。現在各実況スレに移動しています。
・テレ玉の放送を今回も目視できそうです。目視次第確定情報とします。
・確定情報更新しました。なんだか絵柄がどことなく「けいおん!」チックに見えますが、世界観などは旧作と違和感なし。さすがですね。
・キョン「柿崎~~~~~!」(フリーダム杉田、今日のアドリブ)。いいですなあ。
・キョン「ゲロゲーロ」(今日のアドリブその2)
・天体観測がエンドレス発覚前に来てますね。
・…いや! 違う! 2話構成、2話構成か!? そ、そうきましたか!
・いやあ、これは驚きました。てっきり1話にまとめてくるかと思ったんですが、2話構成の模様です(前編・後編の記述はありませんでした)。現に、エンドレスエイトの内容を全て消化していません。これは…、来週が俄然楽しみになってきました…。

雑感

(13話)というわけで、昨日は自宅についたとたん力尽きました。気がついたら朝。もう出勤直前の時間。ああ、俺もエンドレスエイトの世界に巻き込まれてしまったかと後悔することしきり。お待ちいただいていた皆様、すいません…。
・まあ、まさかまさかのループ展開(しかも2回では終わらないというおまけつき)ということでございまして、僕個人的には非常に楽しんでおります。これで当初から流れていた構成予測も大きく外れ、本スレではプチ恐慌状態といういい感じなわくわく感に包まれております。
・ふとテレビを見上げると、「ハヤテのごとく!」でさっそく今回のハルヒ2期ネタをちゃっかりパロディに使っていました(時系列順・放送順をネタに1スキット)。皆、なんだかんだ言って注目してますね~。
・そんな僕は「けいおん!」最終回を録画で見終わったところ。やっぱり後になってから嵌るんじゃん俺。
・それでは、これからMXの放送を目視することにします。次回更新は日曜日にできればいいかなーレベルです。あ、来週は無事に実況できそうですよ。お楽しみに。では、オーバー♪

・今MXを見ています。ずいぶんとシズル感・透明感満載な絵柄ですねえ。細かく絵柄も変えてることもそうですが、全く構成を変えてくるとは。間違い探しチックになるかと思いましたが、ここまで変わると返って1ループ目との差異をはっきりと感じとれたりして、いやあ、いいですねえ。個人的には武本・西屋コンビの第13回の方が好きです。
・「イヤでありますっ」(フリーダム杉田、本日のアドリブ。おそらくケロロ軍曹)。全体のトーンもはっきりと違うし、構図もえらく抽象的ですし。いい! めちゃくちゃ実験作じゃないですか。いやあ、改めてハルヒを惚れ直しました。さあて、3ループ目をやるのか、それとも溜息に突入するのか。次回が、マジで楽しみです。

(14話)いやあ、すいません。まさか2週にわたってリアルタイム更新をしくじるとは。そして、エンドレスエイトがまさか3回でも終わらないとは…。
「エクセレント!」(フリーダム杉田、今日のアドリブ)
僕はあくまでも前向きに考えることにします。「これは京アニ・角川による壮大な実験作なのだ」と。ハルヒも属する「ジェブナイル」の名作「うる星やつら・ビューティフルドリーマー」は、当時のアニメ制作の常識を覆した作品でした。そして、「ハルヒ」ではこの名作に敬意を表するように「ライブ・ア・ライブ」においてオマージュをささげ、「らき☆すたOVA」ではそのまんまのパロディを繰り出した角川・京アニ。彼らはこの「ハルヒ改めて」で何を超えようとしているんでしょうか。何はともあれ、次回が楽しみです。

(15話)うはあ、ついに5回目突入ですね。目視できているわけではありませんが。
本スレでは「6回説」「8回説」「このまま溜息・サムデイまで引っ張って消失はやらない説」と玉石混交。さすがにさじを投げる書き込みが増えてきました。
僕個人的には、各回共に練りこんだつくり込みがされていて、非常に好感を持ってみています。今回は見ていませんが、ついに前回(14回)ではあのエキゾチックなBGMが登場しましたし。もう断言してもいいと思いますが、少なからず「ビューティフル・ドリーマー」へのオマージュが含まれていると見ていいでしょう。あとはこの「ループ展開」について、後付でもいいので説得力を持った演出意図を角川・京アニが用意できるかにかかってくるんではないかと思います。その意味でも来月のニュータイプ(巻頭総力特集がアナウンスされています)を含めた公式媒体の出方に注目です。

ここでちょっと思ったことを。
ここまでの4回、京アニさんは同内容の原作を全くのスクラッチで、しかもバンク(映像の使いまわし)一切なし、音声使いまわしなし、さらには全ての構成台本を全部変えてきて、しまいにはスタッフも各回ごとに変えてくるという荒業で作り続けています。つまり、毎回新作を作っているのと全く同じ方法で同じ原作の回を4回も作っているわけです。
ここから読み取れること。それは、今現在も角川・京アニが「本気だ」ということ。視聴者に受け入れられるか否かは別として、この構成を「是」として制作を進めている、ということです。そこにはなんらかの厳然とした演出意図があり、さらにその構成合宿には原作者の谷川流氏も参加していますので、原作者も同意している可能性が高いわけですね。
現時点で2ch本スレ、及び各ブログなどの反応「だけ」を見れば、その演出意図が功を奏しているとは言いがたいかもしれません。どなたかが言及されていましたが、ファンが求めているのは「消失」であり「新作」であり、そのニーズを角川・京アニが掬いきれていないかもしれません。
しかし、ここで僕は前に言及したことが気になっています。「ビューティフル・ドリーマー」への過剰なまでのオマージュです。「ビューティフル・ドリーマー」は、実は原作者である高橋留美子氏に評価されなかった唯一のうる星やつら映画作品でした(詳細はウィキペディアに書いてあります)。時間ループに拘った構成は当時賛否両論を巻き起こし、その後押井守監督の出世作として認知されるようになります。
僕は「角川・京アニは何を超えようとしているのか」と書きました。今角川・京アニがハルヒで実践していることはまさに「前代未聞」。ファンの狼狽を見ればその前代未聞ぶりは自明でしょう。僕らが今、目の前で「新しい演出手法」を見ているのはほぼ間違いありません。その評価がいかなるものになるのか。それは、今も続いている「伝説」が終わってから、後世が語っていくことです。

伝説は今も続いています。そして、僕らがその生き証人になっていることは間違いない。
「飽きた」も「斬新だ」も後で飽きるまで語ればいいのです。

今は、この歴史的事実を、頭の中にレコードしていくのみです。もちろん、楽しみながら。ね。

(16話)今回もループ続行! ということで、本スレの絶望感もここに極まった感がありますね。まあ、僕自身も大いに驚きましたし、やり過ぎかなあと思わないでもないですけど、あんまりネガティブには捉えてないんですよね。というか、「京アニスゲー!」という感想がやはり強いです。誰もやったことがないことを今まさに実践し続けてるわけですからして、その大立ち回りを傍から「おおおおお」とか言いながら眺めてる感覚に近いです。
でねでね、ちょっとここで考察してみようと思います。多分妄想です。でも、外してる感もそんなにないんだよなあ。

僕は「笹の葉」で「今回も原作に忠実に、という『京アニイズム』を受け継いでいる」みたいなことを書きました。が、実は笹の葉で1箇所だけ、目だって大きく描写が違う箇所があるんです。それは本編ラストカットです。
原作では、『チェスに勝ったキョンが、勝敗表に勝った旨を記す』という描写で終わります。しかし、アニメ本編ではもうご存知のとおり、キョンがチェスの駒である「クィーン」をはじく描写で終わっていました。本編ではこれまでどおり様々な取捨選択がおこなれる一方、ほぼ全ての科白が原作に準拠しているなど、原作をきっちりとトレースした内容になっていました。しかし、このラストカットだけ大きく違うのです。これは何を意味するのか。
おそらく。これは「今回は大幅に変えるから覚悟しててね」というメッセージだったのではないか、という妄想が自分の頭の中に広がっています。事実、エンドレスエイトはすでに本編を大幅に逸脱した時間設定で話が今現在も続いています。

もう一つ。大きな違和感として今も僕の頭に残っているのが「放送話数」です。
現在公式なステートメントとして公開されている今回の話数は「28回」です。本来、テレビの常識に照らし合わせればクール(13話)単位で放送するのが常。しかし、これでは「2クールちょい」という、実に半端な話数になってしまっています。たとえば、28話放送後の後釜番組は、普通に考えれば「11話以内」で終わらせなくてはならなくなります。
確かに、U系アニメの一部では「クール(13話)」に左右されない話数で展開するものもあります。また、現在の放送枠が「角川買取枠」なので、角川がその後の枠も買い取っていれば話数の融通が効く、という側面も考慮する必要があるでしょう。あ、ちなみに12話は本当によくある話数設定(特番などが入ることを考慮している)ですので、ここでは考慮に入れません。
しかし、なんとも意味深な「28話」という話数。28話という情報が飛び出した当初は、本スレでも「28話なんて半端な数字なわけがない」という意見も多く飛び交っていました。では、なぜ28話なんでしょう。それも、こんなにエンドレスを続ける意味があるという前提で、です。
僕はこんな妄想を繰り広げています。つまり、「28話放送後、即「2期」が開始されるのではないか」と。
もし、現在想定されている「エンドレスな理由=長門に去来した感情を視聴者に追体験させるため」という目的を持って6話も同じ話を続けていて、かつ、それも織り込み済みで28話という変形な構成を用意しているのであれば、もっと大きな理由があると考えてしかるべきです。もちろん、エンドレスエイトがこれだけの話数をこなさなければならないほどの壮大な演出が用意されているのであれば話は別です。しかし、すでに原作は存在していますから、原作を大幅に逸脱するほどのストーリー改編を行うというのもちょと考えにくい。
となると…、やはりエンドレスエイト後に「28話にするメリットがあるだけの」大きな打ち上げ花火が待ち構えている、と考えたくなってしまいます。そして、先日流れたリーク情報が頭に浮かぶのです。「2期ではなく1期+補完エピソード」と言い切ったあのリーク情報は、すでに「新OPは平野綾新曲」を的中させています。仮にこのリークに一定の信憑性があると仮定すれば、28話にも納得がいくのです。28話までに消失をやらず、「2期」として29話目に「消失」が飛び込んでくれば、ビッグバン級の打ち上げ花火になるでしょう。そして今回の「改めて」の次にすぐ「2期」がくれば、28話という話数がおおっぴらに可能になるのです。
偶然なんでしょうか、京アニは現時点で第4四半期の制作アニメを、いまだに発表していません。去年、この時期にはすでに「CLLANAD」制作が高らかに発表されていたことを、皆さんは覚えていますか?

ここまでエンドレスエイトで引っ張っているのですから、上のようなくだらない妄想は置いておいても、何か大きな花火は上がってほしいです。角川・京アニはこれまでそうしてきたし、今回もそうするでしょう。
今はただ、花火が上がるのをビール片手に待ちわびている。これが僕の偽らざる今の心境です。

(17話)あ! ついに16話見逃しました。まいったなー(棒読み)。今17話見てます。
6話説はアッサリと覆され、次回は7回目。8回でループが終了したとしても残りは9回(全28話が正しければ)。これで今期の「消失」はほぼなくなったと見ていいでしょう。1期放送に4回(ミクルの冒険、ライブアライブ、射手座の日、サムデイインザレイン)、残り5回が「溜息」だと仮定すれば、しっくり28回という数字が見えてきます。6話で終われば溜息4・消失4という仮定もできたんですけどね。
ま、すでに「8」を暗示するシーンも出てきましたし、8回で決まりかなー、といった感じでしょうか。消失は先の楽しみに取っておきましょう。大丈夫大丈夫、これだけ同じ筋の回を手を変え品を変えてスクラッチで作り続けた京アニのことです。さぞかし力の入った作品になるに違いありません。いや、マジです。
17話ですが、小野大輔氏(古泉)の演技が笑えますねえ。いい感じのアンニュイ感がかもし出されていて、思わず苦笑してしまいます。15524回目。
それにしても、各回のみくるの泣き顔のクオリティは素晴らしいですなあ。長門の憂い顔も毎回秀逸。徐々にループの危機感が迫ってきているような演出もグー。全然楽しいんですけどねえ。まあ1回見逃しましたけど。

何度でも言います。次回が楽しみです。

(18話)ああ、今週も放送は見られませんでした。なんせ今週は木・金とも深夜4時までお店なので、実況不可能が確定してます。
でもね、コメントにも書きましたが、なんか楽しいんですよね。いろんな意味でどこまで行くんだろう~という好奇心が全然強いです。いまだに京アニさんは本気、角川さんサンドバッグのように叩かれっぱなしという状況が、ひたすらにすごいです。
たとえばね、昔のヤシガニだとかみたいなロークオリティによる批判はこれまで多々ありましたけど、ハイクオリティな状態を維持していてこの叩かれっぷりでしょ。このアンビバレンツが非常に面白いんです。

ホントかどうかわからないですけど、なんだかあこの叩かれ方も織り込み済みなんじゃないかって気がしてきました。そう考えると、ヤマカンさんがしでかした「ボルチモア・アニメエキスポ09謝罪事件」もすっと納得がいく気がしてくるからおかしいですよね。こちらでは取り上げませんでしたが、現在全く関与していないヤマカンさんがあの場で謝罪すること自体が全く持って意味がわからないわけです。自己保身? そんなことするくらいならもっと表立って批判してるでしょうし、「アップしないで」なんてお願いしてアップされないわけがないことくらい、聡明なヤマカンさんならわかるでしょう。となると、この謝罪すら織り込み済み、プランの内なんじゃないか、なーんて邪推もしたくなります。これでヤマカンさんが消失で復帰したらもう拍手するしかないです。
そこまでやるか、と。

これを前提にするとね、もうなーんでもアリになっちゃうんですよ。
というわけで、前言撤回します。循環小数DVDリリースがアナウンスされた以上、13回説もありえます。下手すると「サムディ」「射手座」はおろか、「ミクルの冒険」すら今期でやらないかもしれません。その「最悪の」シナリオとは、こうです。

  1. 24回までエンドレスエイトで引っ張る。
  2. 「改めて」残り4回。9月にはいっているので「溜息」の季節とリンク。残り4回を「溜息」で消化。
  3. 28回終了後、即「2期」スタート。もちろん「ミクルの冒険」。十月下旬。年末まで残り10回。
  4. その後「ライブ」「射手座」「サムディ」を消化し(残り7回)、いよいよ「消失」。この時すでに十一月に突入。
  5. 「消失」を仮に4回と仮定すると、「ヒトメボレLOVER」「雪山症候群」「猫はどこへ行った?」までで3回。合計7回で年末に明けましておめでとう!で終了。季節感ばっちり、時系列と季節感の帳尻も見事合致する。

なーんて妄想、考えてしまいました。ここまで考えていたら、すごい…です…(ビクビクッ)。

まあ、これは流石に考えすぎでしょうけど、今の角川・京アニならやりかねない的な空気を纏っているのが素敵です。
もうここまできたらやるだけやっちゃってください。
評価は別として、これなら確実にハルヒが歴史を作ります。
あとは、踊るだけっす。

・クリティカルヒットさんのエントリを読んで、ハタと膝を打ちました。あああ、そうか。もう原作の時系列から逸脱してるんだから、これまで僕らが規定事項だと思っていた「原作時系列順」すら逸脱する可能性も考えられるんですね。だとすると、やっぱりもう何でもありなんでしょう。時系列で進むことすら担保されていないんですから、エンドレスエイトの次に即「消失」が来てもおかしくないわけだ。そりゃあそうだなあ。

・「朝比奈さん、回って~、回って~~!」(フリーダム杉田、本日のアドリブ1)。
・「…この支配からの卒業!」(フリーダム杉田、本日のアドリブ2)。
・18話見てます。朝比奈さんの壊れっぷりがいい。流石は後藤さんです。古泉のどーでもいー感じもうまく小野氏が演じきってます。そしてブレない杉田氏と平野さん。声優さんって大変ですなあ。

・DVDの正式リリース情報が出たことで「8話説」が幅を利かせる情勢になっています。まあ、上で書いた破天荒すぎる僕の仮説はあえなく妄想で終わりそうですね。すると、残り9話。ご存知のとおり1期未放送作は「ミクルの冒険」「ライブ・ア・ライブ」「射手座」「サムディ」ですから、残り5回。この5回で何をするのでしょうか。注目です。

(19話) いやあ、お疲れちゃーん。
無事に8話でエンドレスエイトが終了したようですね。残り9話。上で書きましたが残り新作枠が5話ですので、この5話でなにをやるかに注目が集まりそうです。
まだ放送は見ていないんですが、面白かったのが、2ch本スレの反応が真っ二つに割れたことです。もちろん「肯定派」と「否定派」に。楽しかったと素直な感想を漏らす声もあれば、ここまで来て宿題オチか、DVDは買わない、責任者出て来いの一点張りな声も。大体半々って感じでしたね。まあ、肯定派の一部は皮肉を言ってるのかもしれませんけど。
今すっごく気になるのは、そのDVDの売れ行きですね。このDVDの売れ行き如何で「2chが集団分布としてマジョリティと同じなのか否か」がはっきりするわけですから。アレだけ叩きまくった人たちばかりに覆われた2ch本スレですし、その影響がかなり他のブログなどにも出ていましたから、これでエンドレスエイトのDVD売り上げが笹の葉あたりと似たり寄ったりだったらもう目も当てられないですよね。なーんだ、結局アンチが集まっただけじゃないか、ということにもなりかねません。
インターネットというものは大きな声ほど目だって見えてしまうものです。たとえば、ブログの炎上だって、実際に解析してみたらごく少数の人間が多数を装ってひたすら書いていたというケースも多々あるんです。ましてや2chはIDのおかげで自作自演が難しくなっているとはいえ、書き込みの数だけでどの意見がマジョリティかを判断するのが非常に難しいメディアです。しかし、その影響が2chスレ追い系ブログや、影響を受けた他サイトによって拡散しやすいのも事実。今回の騒動が、そういった「マジョリティであるか否か」を判断する一つの要素になるんじゃないかな、と思います。
今後は、そういったことも注目していきながら、ヘッドスピンするかのごとく踊り続けようと思います。今後ともよろしくー、ね。

・今19話を見ました(とある方法で)。

いいじゃないですか! 会心の出来のよさです!
いやあああああ、これは、すごいカタルシスですね…。1話見逃してるのにこの「キターーーーー」感。すごい、すごいとしか言いようがない。
決め手の場面のシーンがもう秀逸すぎます。全ての記憶がフラッシュバックするかのような比喩表現と、水しぶきと、星空と、セミと、花火。それがスパークしていく演出は圧巻の一言でした。
ええ、僕は信者です。何があっても受け入れられるだけの余裕があることすら自負しています。それを差し引いてもこの幕切れはよかった。BGMもツボを突きまくる程のハイクオリティ。異常なまでにすがすがしいラストシーンもさわやかな視後感が心地よく残りました。声優陣の演技とアドリブも冴え渡っていましたねー。特にここに極まった感抜群の朝比奈さんの泣きシーンは唸りました。1話とは比べ物にならないほどの壊れっぷり。いい。いいじゃないですか!
「俺のターン! 拒否権を発動。」「貴方のために来ました」(フリーダム杉田、本日のアドリブ)。
このカタルシスは、3話程度のループでは到底獲得できなかったでしょう。8話かけるだけの意味がある。そう思わせてしまうほど、今回は会心の出来だったと言ってよいと思います。ただ原作をなぞるのではなく、練るだけ演出を練り上げ、カットできる部分をカットして時間を稼ぎ、効果的なカットをきっちりとフラッシュバックさせてより深いスパーク感を出し切っていました。
6話でもよかったんじゃないかと言われればそうかもしれません。でも、6話よりも8話かけたことでより「長門が感じたであろう」焦燥感、絶望感、虚無感が深まったのも事実。このラストなら13話かけてもよかったかも…それは言いすぎですね。すいません。
なんと言ったらいいのか考えたんですが、ああ、これぞ「多幸感」というべき感情なのかな、と思い立ちました。長い時間溜め込んで溜め込んで、一気に吐き出すような開放感は、やっとループから脱出したという感情と相まって、僕の中で多幸感に似たような感情に変わっていました。そうですね、Perfumeが紅白の舞台に立った瞬間に感じた感情に近いかな。

というわけで、長いエンドレスエイトは終わりました。これからいろんな意見が渦巻くことでしょう。人が感じる感情が人それぞれで違うのと同じように、この作品に対する評価もいろいろ出てくるでしょう。それがどう定まっていくのかは、また別の未来のお話です。

今はただ、日本のアニメ界に新しい歴史が誕生したことを祝いましょう。
その歴史が白と出るとか黒と出るか。
少なくとも、角川・京アニは今でも「白」の歴史を作り続ける気でいてくれるようです。