長門の1095日(実況モード第9回)


現在このブログは実況モードに突入しています。確変みたいなもんです。
涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション・あらためて放送)これまでの実況については、タグ「実況」をご覧ください。

先週はまさにお祭り騒ぎでしたね。いやあ、楽しかったです。
いよいよ第二段階に入った涼宮ハルヒさん。第1回の実況モードで「今年の春アニメは列強国(地上波V局勢)vsハルヒ」と予想していましたが、まさかの同門対決(けいおん!vsハルヒ)になるとは思いませんでした。これも含めて、今年は非常に楽しいクールになりそうです。

というわけで、いい加減にエントリも長くなってしまったので、新しいエントリにします。5月28日にテレ玉、サンテレビで放送予定の第9話に対応するためです。こんな感じで、1週間ごとにエントリを上げて、そのエントリ上で随時更新をしています。よろしくお願いします。


先週までのおさらい

  • ハルヒ第8回は新作「笹の葉ラプソディ」。次回予告なし、クレジットは2期のもの、提供バックにBGM「ハルヒの告白」。多数のネット系メディアが新作放送を競うようにして報道した。これで「1期・2期含めて時系列順」がほぼ確定
    また新ED「止マレ!」が公開された。8月28日発売(けいおんキャラソンと丸かぶり)。
    「始まったな。」「16年か。長いな…」「あたし…、困ります…」「チューしてもいいよ」「いや、しかし、でも」「北高か…」「ないよぉ(涙)」「何とかなるかもしれません」「同期した」「寝て」「寝るだけ」「私はここにいる、そう書いてある」「重要なのは、あくまでクイーンなのでね」「こんにゃろ!」
  • 「涼宮ハルヒの憂鬱」DVDリリースが告知された。8月26日発売予定。新作か旧作かは未定だが、タイミング的に新作1巻目との見方が強い。
  • 公式ベースにおいて、現時点で今回放送については「全28回」以外の確定的情報はない。
  • 今週は「ミステリックサイン」のはず(旧作)。
    初の依頼者現る(喜緑さん)、コンピ研部長宅に潜入するSOS団、砂漠に現れしカマドウマ、ふんもっふ!、436ぺタバイト、そして、1期屈指とも言われる長門のたたずまい。
  • 伝説は、今現在も動いている。

5月30日  2時30分現在

判明している情報:既定事項

・第9回は「ミステリックサイン」でした。OP・EDは1期と同じ(冒険でしょでしょ、ハレ晴れユカイ)、次回予告なし。提供バックBGMは「ハルヒの告白」でした。
・また、現時点で公式サイトに変動はない模様です。

・新作「笹の葉」を受けて、様々なブログで今回に関する考察が行われています。特に印象的なエントリをご紹介します。

ハルヒ新作『笹の葉ラプソディ』まで、待っててよかった3年間 -みたいもん!

ハルヒ新作までの3年という凍結期間は、繰り返しになりますけど、決して予定ではなかったと思う。単に未定だったんだと思う。紆余曲折あって、3年も経ってしまった。

でも、3年の凍結を可能にさせたのは、ひとえにコンテンツの力です。3年振りに新作を見た今夜、さらにそれを強く思いました。

長門と共に過ごした3年間::笹の葉ラプソディ -クリティカルヒット

 ハルヒの二期(*)を楽しむために、強引な解釈をしてみようか。
ハルヒの一期は長門の見た「夢」だった。
長門の「現実」はこの4月から始まった。
長門がハルヒたちを待っていた「3年」の重さを私たちは知っている。
祭りの再開ではなく、長門が夢見た祭りを始めようじゃないか。

笹の葉ラプソディの演出小話 -subculic

今回、最も目を注いだのは階段に座るキョンと過去ハルヒの対話シーン。ここを語りたいが為に書いてます。

これ以外にもたくさんの考察がなされていますので、ぜひめぐってみてください。面白いですよ。

本日(水曜日)、角川アニメチャンネルにて「笹の葉ラプソディ」が公開されましたおそらく1週間の公開でしょう。

 

確度が高いと思われる情報・推測

・(探索中)

確度が低いと思われる憶測・妄想

・ハルヒ本スレに上がっていた今期放送のスケジュール予測を引き続き掲載します。ちょっと修正してみました。

04/02 第01話 涼宮ハルヒの憂鬱1
04/09 第02話 涼宮ハルヒの憂鬱2
04/16 第03話 涼宮ハルヒの憂鬱3
04/23 第04話 涼宮ハルヒの憂鬱4
04/30 第05話 涼宮ハルヒの憂鬱5
05/07 第06話 涼宮ハルヒの憂鬱6
05/14 第07話 涼宮ハルヒの退屈
05/21 第08話 笹の葉ラプソディ   
05/28 第09話 ミステリックサイン ←今ここ
06/04 第10話 孤島症候群(前編)
06/11 第11話 孤島症候群(後編)
06/18 第12話 エンドレスエイト    
06/25 第13話 涼宮ハルヒの溜息1 
07/02 第14話 涼宮ハルヒの溜息2 
07/09 第15話 涼宮ハルヒの溜息3 
07/16 第16話 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 
07/23 第17話 ライブアライブ
07/30 第18話 射手座の日
08/07 第19話 サムデイ イン ザ レイン
08/14 第20話 涼宮ハルヒの消失1
08/21 第21話 涼宮ハルヒの消失2 
08/28 第22話 涼宮ハルヒの消失3 
09/03 第23話 涼宮ハルヒの消失4 
09/10 第24話 ヒトメボレLOVER
09/17 第25話 雪山症候群(前編) 
09/24 第26話 雪山症候群(後編)
10/01 第27話 猫はどこにいった?
10/08 第28話 消失の後日 (おそらくアニメオリジナル回)

・ハルヒ本スレ1208において、以下のような書き込みがありました。すでにTumblr界隈で出回っています。

よし、ただいま帰還。
いくつか情報をゲットしたのでまとめていく。
いくつかは裏がまだとれていない、正式決定ではない(後々変更される可能性あり)が、めんどいからまとめて書く。
ソースはタブリエ関係者、角川アニメ部門関係者。

・今回の放送は、1期2期混合ではなく、1期+補完エピソード。
・つまり、2期はまた別にある。
・7月平野の新曲は新OP。
・8月よりリリースのDVDは新作補完話のみ収録(さすがに何巻かは聞けなかった)
・BDはBOXで発売。放送順に収録。時期はまだ未定。
・驚愕は、放送期間中に発売予定。遅くとも今年中には出る。
・驚愕発売あたりから、スニーカーで連載再開。
・今まで時々掲載されていた短編も後にまとめて単行本化。
・谷川はハルヒを投げたわけではなく、原稿はすでにかなり進んでいる。
・驚愕もアニメも角川の事情で延びた(元々はCLANNAD ASの前の2クールで放送する予定だったらしい。あと、クリスの産休も多少の原因)
・ハルヒちゃん、ちゅるやさんはただの話題、時間稼ぎ。
・テレビ和歌山のタイトルバレはわざと。
・第1話予定で「朝比奈ミクルの冒険」と書かれたのは完全に局のミス(情報伝達に問題)。

ソースがあいまいなこともあるのでとりあえず「確度低め」に入れましたが、ずいぶん具体的なリークです。どうかなー。これまでの経緯もあるのでこういうリークものには目が厳しくなってしまいますね。

そんな中

・先週の「笹の葉ラプソディ」放送後、ご多分に漏れず視聴者による本編映像・新ED映像がYouTube、ニコニコ動画などにアップされました(もちろん著作権侵害状態です)。それらのほぼすべては削除されたようですが、そのうちMationxxx氏がアップした新ED「止マレ!」の映像が、角川チャンネルにより「公認」されました(その他にもある模様)。2ch本スレには公認された映像をアップした方と思われる書き込みがあります。流石はネットにおける展開を進めている角川らしい対処です。以下、その映像。

 

「ハルヒちゃん・ちゅるやさん」DVD第2弾(「DVD次」)のCMが放送されました。今回の白石さんはサンタ姿です(ハルヒちゃんに該当の回があります)。

そして今

・現在の本スレは「1221」です。また新作判定について削除屋さんによる裁定が出たことから、1176以降は「アニメ1板」に移動しています。
・現時点における、アニメ実況板にあるハルヒ実況スレは「5」です。
・ハルヒに関する情報は2ch系Wiki、涼宮ハルヒの憂鬱2chまとめwiki(新生)が比較的情報が早いです。また「moon phase 雑記」さんも情報が早いのでオススメ。2chの関連スレッドについては「Syu’s Quiz Blog」が鉄板。ハルヒのカテゴリはこちらから

雑感

・今「ミステリックサイン」を見てるんですが、ああ、時系列順に並べると所々の台詞が生きてきますね~。今回は「3年前の七夕がなんとか言うんじゃないだろうな!」(キョン)なんかがそれですね。新鮮だなあ。

・上で紹介したエントリの他に、印象的なエントリがいくつかありますので、今回からかいつまんでご紹介しましょう。
3年前の時点でハルヒにおける時系列設定から「物語の始期は2009年4月~」と予測し、結果的に今回の新作が1期・2期混合であるとすでに予測していた方がいます。

涼宮ハルヒの必然 ちょいヲタ日記 > また、図書館で。

3年前、僕は「物語内の絶対時間は、2009年4月から開始に決定!!」と書きました。

祝日法の改正によって、2009年が「GW明けが水曜」という条件から外れる事は当時から指摘されていました。

しかしながら、当時その根拠とした最大の理由は、「3年前の異常な情報フレアとは、2006年4月に起こったネット上のYouTubeをはじめとするハルヒ関連の情報爆発である」というシンクロニシティへの気付きであった事から、2009年説を変えるつもりはありませんでした。

シンクロニシティをベースに今回の角川戦略を考察しています。ちょいとシニカル目。「ああ、こういう見方もあるんだねえ」の好例でしょう。ぜひご一読を。

たしかに、見方によっては角川の執拗なまでのサプライズ戦略はウザくみえるのかもしれませんね。が、上記ブログの作者であるchoiotaさんも書かれているとおり、

「3年間」という偶然は必然であったのでしょう。

しかも、2期は間違いなく「消失」を中心とした長門の物語。

「憂鬱」から始まった物語は、「溜息」まではハルヒを中心とした流れですが、「ライブアライブ」で長門がその流れに大きく加わり、「射手座の日」以降は完全に長門の話になります。

1期との混合放送でストレスが溜まるのも、来るべき「消失」に向かって長門がエラーを蓄積していると思えば、一緒に待てるではありませんか。

そういう意味では、中の人達が期待したような踊り方ではないでしょうが、存分に踊らされたいものです。

そう、踊った人の勝ちなんですよ。

今回の一連の戦略を見て強く思ったのは、「ああ、これはやっぱり踊ったもん勝ちだな」ということでした。果たして角川のやり方が正しいかどうかというのは僕には判断がつかないけれども、いずれにせよ、角川の戦略に(意識的か無意識的かに関わらず)乗っかって、踊らされることで、「涼宮ハルヒ」という世界の楽しさが何重にも増幅されることは間違いないところなんじゃないかな、と思うんです。
ハルヒという原作の力強さと、当代きってのハイクオリティ・プロダクションである京アニがつむぐビジュアルが、角川の戦略によって如何様にも楽しめる。これはちょっとしたスペクタクルですよ。そして、そのポテンシャルの高さが先週の「笹の葉」で確認できたことは非常に大きかったですね。これで心置きなく「伝説」を楽しめることがほぼ想定できたわけですから。

あとはただ、ひたすら踊るだけです。
本能に任せて素で踊るか、それともしたり顔で踊って見せるかはその人次第。
重要なのは、どれだけ楽しんだか。
僕は、来るべき勝利の美酒を味わうために、どんなことをしてでも踊ろうと思います。
つまり、楽しんだヤツの勝ちだ、ってことです。